※報告順ではありません。報告順は11月25日(金)に決定し、午後お知らせします。
分 科 会 名 分散会 会 場 施 設 名 都府県市 題     名 所   属 要      旨
  
















1 平安女学院大学 高槻キャンパス   9101教室 福岡 「なかま」・・・かよく、っこよく、えむき!! 筑紫野市立下見保育所 発表することが苦手だった5歳児Aさんを中心に据えた実践。個に応じた目標設定の重要さに気づき、保育所全体、保護者、地域とつながり、たくさんの発表の場を経験させていきました。セルフメッセージを高めるために様々な取組を行い、Aさんのみならず5歳児全体が共に高まった1年間になりました。
愛媛 「ぼくのともだち!」〜自閉症児とのかかわりのなかで〜 学校法人ロザリオ学園若葉幼稚園 暴れることでしか自分を表現できなかったタダシ君が、興味のある部分を伸ばすことで、自らが持っている特性を生かすことができた。タダシ君を変えようとしていた私は、彼が自分らしく生きる方法を一緒に探すなかで、人が認め合いつながることの温かさを教えられた。
徳島 互に認め合い、共に育ち合う仲間づくり〜タッチで伝わる思い〜 鳴門市里浦幼稚園 幼児がかかわり合うことをとおして、友達の思いを感じ、頑張りを認める中で、特別な支援を必要とする幼児が、学級の一員として、充実した気持ちで幼稚園生活を送ることができる仲間づくりをめざして取り組んできた。
大阪府 どんなきもちもたいせつ〜行動の裏にある その子の「よさ」にこだわって〜 松原市立布忍小学校 友だちとつながれず、トラブルが増えていったA。Aのゆれる気持ちをつかみ、幼なじみのBたちと本音を伝え合い、つながりをつくってきた。その中で、BがAを信じて自分のルーツについて話し、AはBを支えるようになった。
滋賀 「保育園に行きたい!」〜登園の積み重なりが”自信”につながったAさんとAさんの母親へのアプローチ〜 幼保一体化施設「やまのこひろば」
 大津市立ひえい平保育園
生活・遊びの経験が乏しく、登園も続かなかったSさん。登園を積むことでSさんが変わると信じて母親にアプローチし、保育者と母親が願いを同じにしてSさんにかかわった。母子ともに変容が見られたことを報告する。
2 大阪市立西九条小学校  体育館 福岡 「しあわせのバケツ」をふわふわことばでいっぱいにしたい!『人権教育の手引き〜「がいじ」発言への対応と指導〜』を活用した実践 糸島市立怡土小学校            糸島市では、障害者差別発言が相次ぎ教育課題としてきた。課題を克服するために、市教育委員会は『人権教育の手引き』を作成した。怡土小学校では、手引きの教材をもとに、子どもの現実から授業づくりを進めてきた。その実践の具体と子どもや教職員の学びを報告する。
高知 「A 明日も、やってみる」〜Aとのかかわりを通して学んだこと〜 香南市立佐古保育所 子どもや保護者、一人ひとりを大切にした保育とは何かを考え、仲間づくりへと取り組んでいる。4歳児、Aとの関わりを通し、援助や環境構成など保育者が学んだことを報告したい。
岡山 「教えてください」初めてもらったメッセージ〜アイと母親から教えていただいたこと〜 美作市立美作第一小学校 学校で話すことができない転校生のアイ。声に出せない想いを知るために何ができるだろう。思い悩みながら繰り返した家庭訪問で、アイの気持ちと母親の想いに気づき、私自身が明らかに変わっていきました。初めての転勤で戸惑いばかりだった私も「アイがいるからがんばれる!」と過ごした「ひとりぼっちを出さない学級づくり」をめざした実践報告です。
大阪府 しんどい時は、しんどいって言っていいねんで〜子ども・保護者・学校のつながりを大切に〜 八尾市立高美南小学校 ・学校(学級)には、さまざまな家庭環境や支援の必要な子どもがいる。そんな子どもたちに、教職員(担任)としてどう向き合っていき、保護者にどのように寄り添っていくのか。・学校と地域と家庭の連携の大切さ。
奈良 「先生のせいやで」〜Aさんと出会って〜 天理市立前栽小学校 はじめての現場で子どもたちとの付き合い方に戸惑い、授業がスムーズに進まない日が続いた。特にAさんは落ち着かず、授業中の立ち歩きも多かった。そんなAさんの「先生のせいやで」という言葉で困っていたのは私ではなく、Aさんだと気づかされた。私自身とクラスの変容を伝えたい。
三重 同じ方向を向いて〜伝える気持ちを取り戻したMの母と共に〜 伊賀市立柘植保育園 「差別されるほうにも、するほうにもなっていらん」「地区を名乗れる子になってほしいねん」と、子どもの将来や部落差別解消への願いを胸に保護者会役員として活動するMの母。一方、子育てに不安を抱える母の存在と園や日常生活の中で課題を抱えるMの姿から、Mが「自分は大切にされている!」と実感することができ、母の願いに応えられる存在として成長できる子育てについて、母と伴走型の支援に取り組んでいる経過を報告する。
3 大阪市立住吉小学校講堂 長崎 やってみよう部落問題学習〜生きていくうえで大切にしたいこと〜 平戸市立田助小学校 生活を支える労働の手、そして手のぬくもりから改めて知る「家族の思い」、そこを入り口に部落問題学習を始めました。歴史学習や命を見つめる学習とも重ねて、子どもたちの学びは、「生きていくうえで大切にしたいこと」につながっていきます。
徳島 ふるさとに誇りをもって生きる〜先輩の生き方から学び、自己を振り返り生き方を考える〜 那賀町立木頭小学校 様々な困難と闘いながらもふるさとを愛し、ふるさとを変えようとしている先輩の生き方から学んだ。その生き方から自己を振り返らせ自尊感情を育み、目標をもって生活しようとする態度や、仲間と共に自分たちのふるさとをよりよく変えていこうとする行動力を培う人権学習の創造に取り組んできた。
大阪市 共に育つってなんやろう?〜テツと仲間から学んだこと〜 市立住吉中学校 報告者は、英語の授業の時間講師から、支援担当の常勤講師に変わり子どもたちと関わることになった。それから5年間にわたり「原学級保障とは何か」を思い悩みながら、地域の方からの指摘や、先輩教員からのアドバイスを受けたり、生徒の言葉や行動から学んだりした取組の報告。
奈良 綴ることでつなぐ学級づくりを〜「場面緘黙」のAと出会って〜 田原本町立田原本小学校 「場面緘黙」のAが、一枚文集「あのなあみんな!」に、自分の日記が載ってみんなに読んでもらうことを前提に、はりきって日記を綴ってきてくれた。Aにとって、ありのままの自分をさらけ出せる場があり、それを受け止めるみんながいて、つながっていく。その過程を報告する。
京都市 誰もが”あたりまえ”に存在できる居場所づくりをめざして 京都市楽只児童館 多様な子どもが居合わせる楽只児童館。その日常は決して平穏なものではありません。すべての子どもの”あたりまえ”を保障するためにはどうすればよいのか。このことについて、当館のあゆみや報告者自身のバックグラウンドと関連付けながら報告させていただきます。
三重 「みんなうちのこと嫌いなんや」 松阪市立徳和小学校 Aは「友だちなんていらない」「うちの気もちをわかってくれる人は、おらへんねん」と話していた。「自分のわかってほしいこと」を出し合える関係、それを受けとめ合える関係をめざした取組を報告する。
4 大阪市立難波中学校  体育館 熊本 「お父さん、いいな〜。ぼくもいもを売って、石川さんのところに行きたい!」〜あきらと父親の語りから〜 熊本市立清水小学校 あきら親子の出あいの中で、家族のきずな、学習会の素晴らしさを学ぶ報告者。その営みの中で、自身の家族を見つめ直し、父の誇りを実感し、いのちとくらしの授業創造につなげていった報告。
高知 つながりのなかでかがやいて〜Aの願いを見つめて〜 高知市立秦小学校 人との関わりに課題を抱え、緊張した様子で学級びらきを迎えた2年生のA。.人権学習を軸にしたなかまづくりがAをどのように支えていったのか。Aとつながる糸口を模索しながら、Aの思いや願いをみとり、心を結んでいくまでの取組を報告する。
神戸市 笑顔の向こうにあるものは〜人との出会いを通して震災と向き合う子どもたち〜 市立西灘小学校 人と出会うたび、話に耳を傾けるたびに、真綿に水がしみ込むがごとく、子どもたちは人として大切なことを学んでいくようだった。阪神淡路で我が子を亡くした方、東日本で被害に遭われた方たちと向き合ったことでつかんだものは・・・。
大阪府 とことんAとその家庭にこだわって 堺市立陵西中学校 学校ではなかなか素直な気持ちが出せず、思いとは裏腹な行動をとることが多いA。そのAが仲間や教職員とのかかわりの中で変容していく様子、またそれを支える家族の変容の様子について報告する。
滋賀 「やってもしょうがない」から「やらんとしょうがない」へ 甲良町立甲良東小学校 生活リズムがなかなか安定せず遅刻が多いA児。その原因はA児だけにあるわけではない。しかし遅刻の責任は全て自分にあると感じている。A児の感じている負担を取り除きながらも、責任感をつけたいと取り組みました。成長の中でA児が言った宿題に対して「やらないとしょうがないし、やるわ」の一言にはA児の強い気持ちを感じた。私自身もこの実践を通じて多くのことを学びました。
埼玉 「いやだ、でも、楽しい。・・・ひみつ。」 熊谷市立長井小学校 子どもたちが長なわとびを通して佐和さんとつながっていく。そんな子どもたちを支援できた私を変えたのは、熊本での啓子さん親子との出会いがあったからだ。自分の心に向き合えたことを子どもたちとともに大切にしていきたい。
5 大阪市立木津中学校体育館 香川 「認める」ということ 三木町立白山小学校 思い通りにならないと攻撃的になるAさん。Aさんが、安心して過ごせる学級づくりに努めた。しかし、公正にAさんとかかわろうとする周りの成長から、孤立感を感じるようになる。今、「みんなと一緒じゃないと意味がない」となかまとして、活動することを欲するようになった。認めるということは、お互いの成長を思いながらかかわり合おうとする大切な態度である。
大阪市 ゆうと過ごした2年間〜「一人が楽やねん」から「最高でした」までの道のり〜 市立常盤小学校 興奮すると他人を傷つけ、なかなか落ち着いて学校生活を送ることができずにいた子どもに対し、私は5年生の担任として卒業まで2年間関わった。孤立しがちであった本人と集団とをつなぎ、「最高でした」という言葉を残して巣立つまでの、学級集団に基軸を置いた様々な実践の報告を行います。
京都府 自己存在感を高める学級づくりとAの成長 久御山町立東角小学校 暴言、暴力、授業エスケープや徘徊、器物破損など様々な課題を持つ児童がいた。学級での居場所づくりの実践と家庭連携を進める中で自己存在感を高めていった。自己存在感が高まる中で、人権的な感覚の成長が見られた。
三重 「A 、楽になりたいか」 志摩市立磯部小学校 父親が脳梗塞で倒れて生活が一変したA。懸命にリハビリをする父と父を支える母。心配しながら見守るAと家族。そんな中で、家族の思いがすれ違う出来事が起こる。Aは、5年生の日記に初めて父親のことを綴る。家庭訪問で、父親が倒れてからの父親と母親の葛藤をAとともに聴かせていただき、Aは両親の本当の思いを改めて知る。Aが変わり、周りの子どもたちも変わる。そしてAの父が、母が変わっていく。
長野 満蒙開拓と私 阿智村立阿智第一小学校 満蒙開拓は過去のことだった。満蒙開拓を語り継ぐ会の会員と出会い、帰国者大橋さんと出会った。満蒙開拓は私自身の問題であり、ここで生きる子どもたちの今の問題であり、未来へつながる問題であることに気づく。
6 大阪市立文の里中学校体育館 福岡 かかわりあYELL 久留米市立善導寺小学校 善導寺小学校では、人権カリキュラムをもとに、各学年の系統性をもたせた人権学習に取り組んでいる。子ども同士をつなげるために、A児を中核に据え、自分の思いを語ることを大切にした学級づくりをめざしている。
高知 「あさにのこころ」 高知市立朝倉第二小学校 粘り強い運動によって設立された「夜間中学校」・「若葉保育園」・「朝倉第二小学校」の3つの施設に関わってきた人びとの共通の思いや願いを「あさにのこころ」とし、それに今自分は応えられているのかという視点で、子どもたちは、自分自身を見つめ直していく。
大阪市 何くそ根性に、こめられた思い・・・〜地域教材から『人』と出会いなおし自分の『くらし』と出会いなおす〜 市立平野小学校 毎年5年生で実践する自主編成教材「まつりはみんなのもんや」。つくられてから20数年を経た今、当時の精神を引き継ぎ、再度編成に関わった人たちと子どもたちとを出会わせることで、教材の根底を流れる「何くそ根性」に向き合わせた実践。
石川 みんなのところに行きたくない、だけどみんなと一緒がいい 金沢市立金石町小学校 Aさんが3年のときから関わり、5年生で特別支援学級籍になるとき、一緒に特学担任になった。Aさんが「社会に出んし、その前に死ぬし。」と言った時、応えることができなかったが、今中学に行ったAさんが「20歳になったら・・」という約束を思い出し、連絡してくれるのを楽しみにしている。
埼玉 この地を差別のない地に〜地域と子どもと共に歩んだ2年間の総合学習〜 本庄市人権教育研究会 「郷土かるたのマップ」からはじまる子どもの総合学習。学区の東半分にさみしくポツンと絵札が1枚。「これじゃあ、地域と子どもがつながれないじゃあないか。」私の心はさみしくなった。同時にやる気がわいてきた。「この地域に宝がもっともっと眠っているはずだ。」子どもや地域の方や同僚と手をつなぎ、共に歩んだ2年間。そこには、数えきれないほどの学びがあった。
7 大阪市立西淡路小学校体育館 鹿児島 「みんなにとって 自まんの友だちです」 湧水町立吉松小学校 「部落のことを書いた作文が普通に読める学校にしてほしい」という部落の親の願いを受けとめ、部落問題学習をはじめ学校での学びが、差別に負けない・許さない生き方につながるよう全教職員でとりくんでいることの報告です。
高知 小高坂児童館 花の輪子ども会・LL中学会〜2015年度の活動より〜 高知市小高坂児童館 小高坂児童館に来館する小・中学生にとって、児童館での日々の活動が豊かな人権感覚涵養の場となることを願い、小高坂児童館の2015年度の様子をこどもたちとの会話や、指導員との関わりから報告します。
徳島 ふるさとを誇りに思い、主体的に活躍できる生徒の育成をめざして〜「Next for 上那賀」の取組を通して〜 那賀町立上那賀中学校 ほとんどの生徒が卒業後ふるさとを離れる。また、2年後に本校は閉校になる。どのような環境や状況でもふるさとを誇りに思い、臨機応変に対応し、たくましく生きていくことができる生徒の育成をめざして取り組んでいます。
大阪府 「61期で良かったと心から思います」〜3年間の日々を振り返って〜 豊中市立第五中学校 61期には、気になるAがいた。自分を出せなかったAを、学校・地域・保護者で連携しながら見守り、とりくみを進めた。Aが少しずつ自分の思いを出せるようになっていった様子から、「本気」で関わっていく大切さを子どもから学んだ。
新潟 学び、変わり、行動していく 妙高市立新井中央小学校 新井中央小学校では、1年生から同和教育の学習を積みあげる。5年生で部落解放同盟新潟県連合会上越支部のNさんから結婚差別の体験を聞き、差別をなくしていくためにできることを考え合う学習を続けている。これらの学びや出会い、交流を通して、子どもや保護者、地域の部落差別に対する考え方が変わり、教師も成長していく。
8 大阪市立淡路中学校体育館 熊本 「自分の不安とか、後悔とかを知ってもらえたから、・・・」 氷川町立竜北中学校 解放子ども会に通う史香をおいかけ、中心にすえながら、進路公開の取組をとおして自身が家族をふり返りながら、反差別の学級づくりをめざした報告。
徳島 グループワークを重視した人権学習の実践 県立板野高等学校 グループワークを中心に行った人権学習により、生徒のコミュニケーション力が大きく向上した。話し合いの中で自らの役割を自覚することで自分自身を知る一つの手段ともなり、全員が参加できるホームルーム活動が実現した。
大阪市 たくさんの「ホーム」の中で〜あたたかい「居場所」で育つ自尊感情〜 市立淡路中学校 長年の取組を整理していく中で「ホーム」という言葉がこれまでの実践のキーワードとなり、集団育成において「ホームづくり」を合言葉として生徒が所属する小集団を重視してきた。学級・部活動・障問研での活動と担任・顧問の家庭へのかかわり、あたたかい居場所「ホーム」づくりの実践報告。
奈良 学校、クラス、生活班が「ホーム」になるまで 御所市立大正中学校 「うちは『ホームレス』や!」様々な課題を抱え、入学当初から荒れや揺れを見せていたAが、様々な取組を通してもがきながらも自分にとっての「ホーム」をどのように意識していったかを伝えたいと思う。また、Aの姿を通して私自身が学んだことを伝えたい。
長野 部落を受け止め始めた生徒とのかかわり 松川村立松川中学校 昨年の長野大会で、担任をしていた生徒の母親(当事者)の報告を聞いた。「部落を受け止め始めた生徒を前に、自分に何ができるのか。」を自らに問う毎日となった。生徒や家族とかかわり、つながり続けたい。
9 大阪府立柴島高等学校体育館 福岡 名も知らぬ人の生き方に学ぼう〜「炭鉱と人権」の教材化を通して〜 大牟田市立宅峰中学校 炭鉱で栄えた大牟田。囚人、朝鮮人、中国人等の厳しい労働で支えられていました。調べる中で、きつい人に寄り添い奮闘した人々がいたことに気づきました。与論からきた人々を中心に、差別をなくそうと立ち上がった「名も知らぬ人」たちの生き方に学びました。
徳島 生徒の夢を実現させるための実践的取組 県立富岡東高等学校羽ノ浦校 5年一貫看護師課程として15歳で看護師をめざし入学した生徒に対し、卒業生や上級生との交流をとおし自らの将来像をイメージさせるとともに、体験的授業や地域との連携により、夢の実現や人権感覚の育成に取り組んできた。
大阪府 「恋愛して泣くことが多いけど、笑うことが多くなりたい」〜この言葉を現実にしたAの成長と、私の成長〜 府立福井高等学校 保健室によく来室するAの交際相手との関係、家族との関係を聞くことから、家庭に居場所がないことが意志の弱さ・性行為への危機感の低さにつながっていると考えた。そこで学校挙げての予防教育が必要だと考え、「性と恋愛を考えるHR」を立ち上げることになった。また、このHRを通して、自己肯定感としんどい環境でも崩れないしなやかな強さ「レジリエンス」を身につけてほしいと考えている。
京都市 ハチドリのひとしずく 〜ひとりを大切にする関わりを通して学級・学年・学校づくりをしてきた本校の取り組み〜 市立向島東中学校 本校には厳しい背景を背負わされて通ってくる生徒がたくさんいます。近年、生徒たちはさまざまな活動に積極的に取り組んでいますが、そこには教職員の「ひとり」を大切にする関わりがあります。そのことを「ひとり」の生徒との関わりを通して報告します。
神奈川 定時制高校 生徒支援の現場から〜学校外の様々な支援者との連携の成果と課題〜 県立横浜翠嵐高等学校 定時制 外国につながる生徒や、さまざまな生活の課題をかかえる生徒を、学校外の支援の窓口・機関の力を借りながら支援する取組を行ってきた。その成果と課題について共有し、深めていきたい。







1 大阪市立御幸森小学校  講堂 福岡 Like a Rainbow 〜虹のように〜 田川市立金川中学校  放送部の番組「Like a Rainbow」(セクシャルマイノリティの番組)の制作過程での学びや出会い。この番組を使って校内外で啓発活動を行ってきたこと。この取組を通して中島さん自身が変わったこと・伝えたいこと。
香川 生徒が主体的に取り組む人権・同和教育 県立坂出高等学校 1997年から継続している学年ごとの現地訪問学習会を活かし、生徒が主体的に取り組む人権・同和教育に取り組んでいる。そして、生徒が学んだことや感じたことをクラスに自分の言葉で伝えたり、生徒同士の縦割り学習会、人権通信などを活用して、学びをその場限りで終わらせるのではなく、振り返り、共有することでより深い学びにつなげる。
大阪市 だいじょうぶ、いつもそばにいるよ〜豊かな出会いを通して気づき、学び、つながる〜 市立御幸森小学校 「地域の仕事や暮らし、歴史に学ぶ地域学習や戦争についての学習をさらに一歩踏み出した授業づくりになっているか」「子どもたちが自分のくらしや差別の現実を見つめることを通して、仲間とどのようにつながっていったか」「授業を創造することから教職員自身がどのような気づきがあったのかどう自己変革したのか」について報告する。
東京 卒業生として伝えたいこと〜『演劇が起こしたこと』を上演して〜 都立南葛飾高校定時制卒業生の会
全入無退学を学校方針としていた都立南葛飾高校定時制に辿り着いた私は、この南葛で生き方を変えることができた。その大きなきっかけが演劇の授業だった。演劇を通して部落出身生徒のことを本気で考えるきっかけになったのである。その後、卒業生の会「南定会」に参加するようになったが、その活動はやがて「生徒に向けて演劇を上演しよう」ということになっていった。今回は二度目の上演となった『演劇が起こしたこと』を中心に報告。
2 大阪市立大池中学校体育館 徳島 思いを伝え、心をつなぎ合い、ともに輝き合う児童をめざして 美馬市立木屋平小学校 人権劇や地域の方との交流を通して、平和の大切さやふるさとのよさを知り、自信をもって思いを伝え、ともに輝き合う児童の育成をめざして、取り組んだ。
大阪府 生き方につながる部落問題学習を〜修学旅行のとりくみから〜 貝塚市立第二中学校 自分の思いを強引に、時には力で押しつけようとするA。入学当初は仲間とのトラブルも絶えなかった。しかし、保護者や仲間の思いにふれることで少しずつ自分を見つめていく。そして、自分を見つめ、行動を変えていった。
千葉 東葛同研の活動と課題 東葛同和教育研究会 東葛同和教育研究会は法が切れた後にムラの方と教員が、子どもを中心として部落差別を考える中でそれぞれが高まっていこうと設立してから14年。青年・高校生の参加する部落研では自分の部落を考えることで、自分の差別性に気づいたり、字が読めなかったおじいちゃんを豊かに語ったりする姿が見られる。ムラの先輩と話し合う定例会では、それぞれが自分の話をするようになってきた。この活動を深め、広げるために改善の指摘を受けたい。
埼玉 「先生、部落って何ですか」〜立ち上げた子ども会、そこに座り続けることで〜 上尾市立原市中学校  6年前、出身を伝えたTから返ってきた「僕と同じ部落の仲間はいないのですか」との発言。子ども会を立ち上げることを私の中に課し続けてきた。新しい職場で出会ったIの苦悩に向き合い続けた日々。「部落って何ですか」と問うた母。SとWの3人でスタートさせた「3つの会」(子ども会)だったが・・・。私が試され続けている。










1 大阪府立東淀川支援学校体育館 熊本 授業料を払うものもいれば、払わなくていいものもいる。その違いがあるところに差別を感じる。 県立小国高等学校 健から高等学校等就学支援金辞退届が提出される。「難しい言葉が多く、全体的にわかりにくかった。支援金制度は無償化と違う考えではないか。授業料を無償にしてほしい」と語る保護者。制度にある差別を実感しながら、救済措置の実現をめざした取組の報告。
大阪府 みんなと3年生も〜苦手を認め合えるクラスへ〜 茨木市立葦原小学校 クラスミーティングをきっかけに自分を見つめ、苦手がある自分を受け入れるようになったA.そんなAの姿は、周りの子どもたちが自分を見つめ直すきっかけにもなった。これからの自分の生き方をAとともに考えた2年間の実践について報告する。
奈良 願いをつなげるために〜三宅小学校とひまわりの家・教育と福祉の連携〜 三宅町立三宅小学校 社会福祉法人ひまわり 三宅小学校の中からうまれた「ひまわりの家」。障害を持つ子どもたちがともに学びともに生きていく学校・地域づくりをめざして、教育と福祉がお互いの垣根を作らずに取り組んできたことを報告します。
新潟 卒業してからやっと出会ったB 県立海洋高等学校 卒業後もかかわり続けることの大切さを学ばせてもらった生徒がいた。その後、転勤し、就職担当をして3年。多くの生徒が高卒で就職していく。学校側の統一応募用紙には書けないさまざまなプロフィールをもった生徒がいる。Kもその一人だ。在学中に心配されたことが、実社会に出てから顕在化してゆく。会社との関係、職場の人間の理解、家族のありかた、支援の境界にいるタイプの難しさ。Kという元生徒との関係をつくりながら、人をつなぐこころみを始めた。
2 大阪市立北中島小学校体育館 福岡 自分の未来を切り拓くために〜すべての生徒の「学び」を保障する人権教育を目指して〜 県立折尾高等学校 経済的に厳しい状況に置かれている生徒たちが、自ら希望する未来を切り拓いていけるよう、これまでの「学びの保障」の取組(運動)の学習を通じて、「学びの意義」を実感する人権学習の取組の報告。
徳島 「この地域を胸張って言える子に」〜地域と母の願いから〜 鳴門市第二中学校 「この地域を胸張って言える子にしたい」という地域や保護者の願いと支えの中で、たくましく生き抜いていくための学力、差別解消に立ち向かう力をつけるために、解放子ども会の仲間づくりや人権学習、自主的な勉強会に取り組んできた。
大阪市 ヒュウの成長を支えたい〜地域とつながることで見えてきたこと〜 市立長橋小学校 入学したばかりだが、大人を挑発するような発言。母親が不在であることが多く、家に帰らずに心配をかけるようになる。いろいろな人と関わったり、見守ったりされる経験をさせるために、市民交流センターで開かれた「こども食堂」や「子ども樂塾」への参加で地域連携を通じて居場所づくり、自分を大切にすることへと結びつけた実践報告。
滋賀 「ぼくはバカだと思っていました」〜人と向き合うことは、自分と向き合うこと〜 甲賀市立甲賀中学校  中1の冬、虐待により児童養護施設に入園し、本校に転入してきたAと報告者との関わり。素のままでAと関わる中で、暴力や大人に対するAの不信感に直面する。Aの将来を見据えつつAの状況を受け止めながら、関わり続けた中で、考え感じたことを報告する。
東京 一人の生徒から教わったものを今に 都立中野工業高等学校全日制 施設から通う生徒たちの厳しい現実と向き合いながら、何とか学校に踏み留まらせたいと関わってきているが、その流れはなかなか変わっていかない現状がある。そんな中にあっても私はゆるぎなく関わりを続けていこうと思っている。それは前任校で退学していった在日朝鮮人4世の生徒との関わりが教えてくれたことがあるからだ。そこから見えてくる私の課題、学校の課題、教育の課題、社会の課題を明らかにしていきたい。
3 桃山学院高等学校カンタベリーホール 鹿児島 「うちの子どもは、行き場がない」〜島中でミーハッケー(見守り)の精神を〜 与論町立与論小学校 報告者は、中学卒業後の進学先として島外の特別支援学校を勧められている子や親の思いを知る。そして、同じ思いをもつ親たち、同僚や地域、行政ともつながりながら、「行き場がない」子どもたちが地元の高校でともに育つためのとりくみを始める。
熊本 「言わない・書かない・提出しない」熊本商業高校の取組 県立熊本商業高等学校 学校での一貫した「言わない・書かない・提出しない」取組の中で、違反事例に立ち上がっていくれみさんの姿から、適正採用選考に向けて教職員自身が反差別へと立ち上がっていかなければならないこと、人権教育の蓄積の大切さ等を学んでいった報告。
香川 「おれ、リーダーやるけん」〜だれもが自信をもち、安心して協力できる集団づくりをとおして〜 高松市立香南中学校 直島町立直島中学校 だれもが自信をもち、安心して協力できる集団づくりに取り組むとともに、ボランティア活動により、積極的に学校や地域に貢献しようとする取組を通して、生徒の自尊意識を高めるとともに、未来を切り拓いていく力を育成する。
大阪府 夢があるねん〜「変わる」と決めたその先に〜 高槻市立城南中学校 集団の中で、さまざまな不安やしんどさを抱えながら生活している子どもたち。仲間とのつながりの中で自分を開き、課題と向き合い、立ちあがっていったAと仲間の姿を通して、進路保障とは何かと問い続けたとりくみを報告します。
京都府 「それでも勉強を頑張る!」 八幡市立男山中学校 授業中に私語が絶えず、学習面、生活面に課題のある生徒がいた。その生徒の進路を実現させるために、みんなで原因を分析し、取組方針を決定し、実践していった。その過程で学んだことは、個別支援そして家庭連携の大切さであった。
4 大阪市立五条小学校体育館 大分 小さなこと できることから すこしずつ〜目の前の子どもが 子どもらしく安心してのびのびと過ごせる時間を〜 一般社団法人 子どものじかんネットワーク大分 子育てをみんなで担い、つながりの中で子どもに人との温かい居場所をつくる、学習支援・朝食作り・体験活動。同居親に時間的精神的ゆとりを、別居親に子育ての喜びと責任を、何より子どもに安心を保障する面会交流支援。
高知 生徒から学ぶ 〜A君の変容を通して〜 須崎市立朝ヶ丘中学校 〜学校が変わる〜飛躍的に変容した2年生の一人の生徒の成長を通して、「チーム」という意識を持って生徒を理解することや、アプローチすることの大切さを学んだ1年間の取組。
大阪市 「自分にしかないものを大事にしたい」〜ユリとの出会いから学んだこと〜 市立平野北中学校 韓国・朝鮮にルーツのある生徒との出会い。。チュモニ公演を通して自分のルーツを明らかにするのかを迷う思いをクラスのみんなに知ってもらった。背景を意識しないで仲良くするのではなく、わかったうえで仲良くできることが大切だと気づかされた3年間。「知らないことの怖さ」と「知ることの大切さ」に改めて気づくことができた実践報告。
滋賀 「センセ、傷、治ったかなあ・・・。」〜私の仕事はつながり続けること〜 県立湖南農業高等学校 SOSを自ら出せない生徒に対して、在学中から転学、卒業後も関わりを持ち続け、気になったら自らが動き、つないでいくことへの気づきと、進路を切り開く生徒への支援に関する養護教諭の実践報告。
石川 里恵さんとの「かたりべ」活動から学んだこと 国立病院機構 医王病院 医療福祉部地域医療連携室 幼いときに難病を患い、20年以上の療養を余儀なくされた里恵さんは、「かたりべ」活動を通して自分を振り返り、綴り語ることで、自分の生き方について問い始めた。私自身が共に取り組む中で、学んだこと、問われたことを報告する。
















1 関西大学千里山キャンパス (第3学舎館内) A201 熊本 自分をはかるものさし 部落解放同盟白水支部 これまでの解放運動をふりかえり、先人たちの文化「荊の道」「生業」「つくられた差別」などをくわしく知ることで、誇りと勇気を創りだし、差別を克服するための地域づくりをめざす報告。
香川 「三豊はひとつ」〜人権教育教材集・紙芝居の作成をとおして〜 三豊市教育委員会人権教育課 「平成の大合併」により7町もの町が一つになって誕生した新市において、人権教育をすすめるには市民の人権に対する意識格差が大きかった。この状況のなか子どもも含む市民全体の人権意識の向上を図る一つの手段として、保育・学校教育等の場では児童生徒の同一水準の人権意識を育むため市独自の人権教育紙芝居・教材集を作成した。この教材の活用を通じて子どもたちに人権教育をすすめながら、保護者や地域も巻き込んだ人権教育に取り組んでいる。
奈良 行政啓発に取り組んで〜毎月11日は「人権を確かめあう日」のおもい〜 奈良県市町村人権・同和問題啓発活動推進本部連絡協議会 1988年奈良県市町村人権・同和問題啓発活動推進本部連絡協議会が結成された。報告者の部落問題解決への思いと「啓発連協」結成に至る時代背景、県内の全市町村で人権・同和問題解決に向けた「啓発」に取り組んでいる様子を報告する。
三重 私の居場所、そして原点 小牧町西青年会 私は部落差別とは自然な形で出会い、、先生、友達、家族、地区の人に守られてきたため、差別を受けて悲しい思いをした経験がない。プラザ学習を通して、先生や地区の人に部落差別について教わったり、一緒に考えたりする中で、人権感覚を磨いてきた。しかし、何が正解で何が間違いなのかよく分らない。自分の中にも差別心があるのかもしれない。そんな自分に今、何ができ、そのようにつながっているのか、自分の思いを報告する。
2 関西大学千里山キャンパス (第3学舎館内) A202 愛媛 学ぶことで人は変われる〜人権・同和教育を通しての出会いから〜 四国中央市人権教育協議会 小・中学校のPTA人権・同和教育部長として活動する中で、多くの出会いと学びがあり、その経験から「自ら学びたい」という強い思いに変わった。学校と連携しながらきめ細やかな保護者啓発を実践している。
鳥取 小学生から100歳まで 誰もがすみやすいまちをめざして!〜大山町人権・同和問題小地域懇談会の取り組みを中心に〜 大山町人権・同和教育推進協議会 暗い、古い、何も言えない、もういい・・・そんな懇談会からのチェンジ!個別課題一辺倒の懇談会を、普遍的なアプローチからの小地域懇談会へ。続ける中で、人権の学びに対する町民の意識の変容が出てきた。
兵庫 男性保育士からみた男女共生 社会福祉法人みかり会 幼保連携型認定こども園松帆南 保育業界にも近年男性保育士が増加してきたが、まだ男性保育士への認知度は低く、偏見が男性保育士の就労を阻めている面がある。また、現場においては、男女分業意識が男女を問わず保育士を働きにくくさせている。性別にとらわれず保育士が互いに認め合い、個性を尊重し合うことが、心身ともに健やかな子どもを育むためにはたいせつである。自分の取組を進めることにより、社会に存在する職業の男女選別意識を払拭し、後に続く男性保育士の道しるべになりたい。
大阪市 共生とケアをめざして〜地域の子どもの居場所づくり〜 部落解放同盟大阪府連合会生江支部 子どもの居場所づくりのため、子ども会活動(勉強会、子ども食堂)を工夫して進めている。従来からの地元の子どもだけではなく、周りの子どもたちを包摂することで反差別の「関係者」を育てていきたいといった思い・願いから進められてきた取組についての報告。
3 関西大学
千里山キャンパス
(第3学舎館内) D302
宮崎 延岡市の人権・同和教育の取組 延岡市同和教育推進委員会
 土々呂中学校
 延岡工業高等学校
延岡市において、差別の現実から学び、解放子ども会への願いを根底にすえて、支部(解放同盟)、行政、地区同教それぞれが部落差別をなくすために同じ方向をむきながら進めている取組の報告。
高知 わたしを変えたもの 香美市教育委員会生涯学習振興課 香美市の人権事業に関する現状と課題。同和・人権教育に関わってきた人との交流。さまざまな事業を通して担当を変えたもの。人権に係わる人たちの熱い思いに応えるために何が必要か。そして何をすべきか。
鳥取 いつの日か 村のこころを伝える語り部に 部落解放同盟鳥取県連合会三栄支部 30年前、家族の反対を押し切って結婚した私でしたが、部落内の住宅に引っ越すことが決まった時、波立つ心がありました。しかし、部落の人たちの営みと歴史に触れたとき、部落の心を語りつぎたいと思う私に変わりました・・・。
和歌山 私の居場所 岩橋夜間学校 被差別部落に生まれた50歳の報告者が岩橋夜間学校に通うようになってから8年目になる。報告者と夜間学校とのであい、そこでであった仲間の話、思い出などを語りながら、夜間学校と報告者の関係性を振り返るレポートである。
4 関西大学千里山キャンパス (第3学舎館内)ソシオAV大ホール 徳島 吉野川市性的マイノリティ(LGBT)支援事業〜虹色に輝くまちづくりをめざして〜 吉野川市市民部人権課 
吉野川市人権講師団
2014年度から本市が取り組んでいる、性的マイノリティ(LGBT)支援事業について報告する。最初に本市が取り組むようになったきっかけについて説明し、そのあとに実績を@研修事業、A相談事業、B環境整備事業を中心に報告する。最後はその中で浮き彫りとなった、課題や今後の方針について述べたい。
大阪府 「ここなら言える」から「どこでも言える」へ〜「オリニマダン」という「非日常」からみえる外国にルーツのある子どもたちの「日常」〜 八尾市在日外国人教育研究会  八尾市で行われている外国にルーツのある子どもたちの集う「オリニマダン」は、地域の子ども会活動から始まった。中学生の部では「語り合う」ことを中心に行っている。これまでをふりかえり、その成果と課題について報告する。
奈良 人権教育の弱点を克服するために 奈良市人権教育推進協議会
 古市歴史研究会
これまでの人権教育のイメージが持つ弱点を克服する手法として、奈良市人権教育推進協議会と連携して古市歴史研究会が取り組んできた地域にある人権にかかわる歴史スポットを巡るフィールドワーク「人権ゆかりの地めぐり」の実践報告。
三重 同和地区に生まれて39年〜これまでのわたし これからのわたし〜 神前地区子ども人権文化育成協議会 子どもたちには自分の育った地区を隠してほしくないし、嫌になってほしくないと思っている。そのために、子どもどうしがつながっていてほしいし、困った時に相談できる人が一人でもいる、そんな関係をつくっていってほしい。親も子どもも部落問題についてちゃんと知って、明らかにおかしい問題であること、自分たちは何も下を向かなくていいということ、まっすぐ前を向いてこれからも歩いていきたいことが、今の私の思いである。
5 大阪教育大学天王寺キャンパス西館ホール 大阪市 「ぼくの過去の日記ですね」〜識字学級の未来にむけて〜 大阪市内識字・日本語教室連絡会 学校にほとんどいけなかった20代の若者が、過去のことを日記のように語ることで、自分の人生を取り戻そうとしている。これには識字学級が培ってきた原則や文化に負うところが大きい。識字学級の未来について考えていきたい。
大阪市 Minamiこども教室に参加して〜学習支援と居場所づくりをめざして〜 Minamiこども教室 大阪市中央区の南小学校では外国にルーツのある子どもが4割を超える。単親家庭も多く、夜間は子どもだけで過ごすことも多い。学校、地域社会、NPOが協同する支援モデルとしての学習支援と居場所づくりをめざす取組についての報告です。
滋賀 さまざまな現実を生きている人と向き合う、地域発の隣保館でありたい〜ふたりのhuman-rights storyを受けとめて・・・〜 豊郷町地域総合センター 地域総合センター・隣保館のふたつの取組を通して、つながってくれているふたりの女性が直面した現実から、それぞれが感じた想いを伝えていく。そんな彼女たちと向き合っていくべき隣保館でありたいという意味合いを報告したい。
6 和泉市立富秋中学校講堂 愛媛 障がいのある子が島で育ち、働きながら暮らしていくために NPO法人上島ポップコーンの会 障がいのある子らが、生まれ育った島で、おとなになっても働き、暮らしていくために、母たちが数十年にわたり活動してきたことが、島にどう根付き、人々の意識がどう変わってきたか。経験から感じたことを報告する。
高知 大好きな地域の未来のために 〜保育・学校・青年団がつながることで子どもたちに伝えたい事〜    南国市長岡西部青年団 長岡西部青年団が地域内外でどのような活動をしているのか。子どもたちを育てるために、市民館や保育所、学校とどのように深くかかわっているか。また、差別の現実に向き合い取り組んだことで、自分たちが地域や子どもたちの力となるために、続けている活動内容を報告します。
兵庫 私たちの生活(くらし)と憲法〜知らないことを知るところから〜 宝塚市小浜小学校区人権啓発推進委員会 2015年に小浜小学校区人権啓発推進委員会の学習活動として、「私たちの生活(人権)と憲法〜知らないことから知ることから〜」をテーマに実施した学習会について報告。
埼玉 県北地域の同和行政打ち切りに抗して 本庄市人権教育研究会 1、被差別当事者の声を行政に届けたい。 
2.「人権尊重社会を推進する市民の会」の取組報告。
3.議会において同和行政全面廃止の問題点を明らかにし、今後の部落差別をなくす施策を追求する。